2021/05/26
早い梅雨入りでむくみや頭痛がまた気になり始めたと言われる方が増えています。
特に20日の大雨の日以降、体調が優れない方が増えているように思います。
以前にもお伝えしていますが、今年はむくみが出やすい年です。
まだ読まれていない方は、まずはこちらをお読みください。
2021年に気をつけること
まず知っておいていただきたいのは、人間も自然の一部ということです。
なので気候の変化で体調が変わることはおかしいことではありません。
これを一年中、もしくは一生同じ状態でいたいと思うから辛いのです。
もしそれを願うなら、自然と調和した暮らしをする必要があります。
とは言え、他の動物のように冬は冬眠するという訳にもいきませんから、できる範囲で調和することが大切です。
そして、多少の変化は受け入れることも必要です。
でも、むくみも長くそこにとどめておくと、硬く取れにくくなってしまいますから、やはり日々溜め込まないということは大切です。
日本人は胃腸の働きが弱い方が多いので、むくみも出やすい傾向にあります。
胃腸の働きが弱くむくみやすい体質の方は、天気が悪くて湿度が高いと、体の中の湿気(むくみ)と身体の外の湿気の両方の影響で体調を崩しやすくなります。
・むくみ
・頭痛
・肩こり
・腰痛
・膝痛
・にきびやアトピーなど湿疹の悪化
・しびれ
・めまい
・だるさ
・気力の低下
などなど、症状は様々ですが、『天気の悪い日に体調を崩しやすい』方は、胃腸の働きが弱いのかな?と思って頂けたらと思います。
胃腸の働きを更に弱めてしまう要因は
・食べ過ぎ飲み過ぎ
・甘いものや油っこいものの摂り過ぎ
・冷たい飲み物食べ物の摂り過ぎ
・下半身の冷え
・ストレス
などがあります。
1つ1つ解説していきますね。
<食べ過ぎ飲み過ぎ>
カウンセリングで「食べ量が多くないですか?」とお尋ねすると、多くの方が「普通です」と答えられます。
誰と比べて普通なのかわかりませんが、現代人のほとんどが食べ過ぎだと思います。
飲食店で出てくる定食の量、コンビニのお弁当の量、どれもこれも多いですが、これが普通だと思っていると間違いなく食べ過ぎです。
食事をしっかり摂られているのであればまだよいのですが、おやつも「毎日食べます」という方が多いです。
いくら口から食べ物を入れていても、体に必要な栄養が摂れていなければ、「もっと食べなきゃ」「蓄えておかなきゃ」という体になってしまいます。
逆に、体に必要な栄養が足りていれば、無駄にお腹が空くことはなくなります。
胃腸の働きが弱い方は、必要な栄養が吸収されにくいために同じようなことが起こっている可能性があります。
少し話が脱線しますが、胃腸の働きが弱く、必要な栄養素が吸収できていない方は、サプリなどを利用しても吸収できていなくて効果が出ていない可能性もあります。
そのような方の場合には、まずは必要な栄養素を吸収できるようにする必要があります。
吸収できればサプリは不要かもしれません。
まずは腸内環境を整えるために、みかづきで取り扱っている乳酸菌エイチジンをおススメします。
水分は尿から排泄されますが、腸からも吸収・排泄されますから、腸内環境も大切ですし、腸内環境がよくなることで、他にも様々なよいことが起こりますから、あれこれ試すより断然お得です。
乳酸菌エイチジンすごいよ~
水分も1日に2L飲みましょうと言っている人たちがいますが、胃腸の働きや腎臓の働きが弱い方が水分を摂り過ぎてしまうと、処理しきれずにむくみになってしまいます。
個々にこれだけ飲んでくださいとお伝えすることは難しいですが、ご自身で何をどの位飲んだかと体調の変化をチェックしてみられるといいですよ。
水分に関しては摂り方にも工夫が必要ですが、これはまた後から書きますね。
<甘いものや油っこいものの摂り過ぎ>
甘いものや油っこいものは胃腸の働きを低下させます。
日本食では油っこいものや脂身の多いお肉を使いませんよね。
そのような食事が日本人には合っているからです。
その国の料理、その地域の料理、旬の食材、食べ合わせなどには全て意味があります。
が、現代ではいつでもどこでもなんでも手に入るため、余計に胃腸が弱い方が増えてしまったのではないかと思います。
全く食べてはいけないという訳ではないですが、「天気が悪い日は体調が悪いな」「梅雨の季節は体調が悪いな」と思われているのであれば、その時だけでも気をつけて、胃腸に優しいものを食べるように気をつけてみてください。
<冷たい飲み物・食べ物の摂り過ぎ>
「お水を常温で飲んでいます」と言われる方も多いのですが、寒い時期だと常温でも冷たいですよね。
冷蔵庫で冷やしたり、氷をいれるよりはマシですが、体内の温度は体温計で測った温度より1℃ほど高いですから、常温でも胃腸を冷やしてしまいます。
冷えると働きが悪くなってしまいます。
冷たいものをキュッと飲むと、その時はスカッとすると思いますが、胃腸が冷えると、体は温めようとします。
温めようとするので熱が発生し、また喉が渇いてしまいます。
しかも、冷たいものを一気に飲むと、吸収できずにすぐおしっことして排泄されてしまうか下痢として排泄されてしまいます。
これを繰り返していると、どんどん胃腸にダメージを与えてしまいます。
ぬるめの温度のものを、少しずつ摂ることが大切です。
冷たくて甘いアイスクリームやジュースはなるべく避けましょう。
小さなお子さまがプールに入った後にアイスクリームを食べて熱を出すのは胃腸の冷えですからね。
プールで外から冷やされ、アイスクリームで中から冷やされ・・・
二河プールの近くにうどん屋さんがあったそうですが、プールの後に温かいうどんを食べる方が理にかなっています。
大人でも、アイスクリームやかき氷を一気に食べた時、こめかみがキーンと痛くなる方は胃腸が弱い方です。
子供のように熱はでないかもしれませんが、同じ原理です。
甘いものではキーンとはなりませんが、同じような現象が起きるために頭が痛くなりますからね。
<下半身の冷え>
足が冷えていても胃腸が冷えてしまいます。
冷えを自覚されている方はまだよいのですが、自覚されていない方も多いです。
ぜひ、足やお腹が冷えていないか、ご自身で触って確かめてください。
もうすでに職場でクーラーが入っていて冷えると言われている方もいらっしゃいます。
これはどうにもできないかもしれませんが、直接風が当たらない席に変えてもらったり、足元にブランケットを掛けたりして工夫していただくしかありません。
体調が悪くなって困るのはご自身ですから、ぜひ工夫してみてくださいね。
その際に、温めすぎて汗をかくと冷えますから、その点にはご注意ください。
それから、女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、冷えやむくみを感じやすいです。
熱を生み出すのは筋肉です。
もちろん、筋肉を動かしたときに発生します。
そして、筋肉を動かすことにより、静脈血(心臓に戻る汚れた血液)やリンパを動かすことができます。
動かないと冷えるしむくむということです。
だから、ふくらはぎは『第2の心臓』と言われているのです。
ということは、運動をして筋肉量を増やすことも大切です。
運動というと難しく考えられる方も多いですが、ウォーキングやストレッチなどから始めていただいたり、いつも車で行く場所に自転車や徒歩で行ってみたり、エレベータを使うところを階段にしてみたり、階段をつま先立ちで昇ったり、工夫すればできることはいくらでもありますよ。
自分に合ったきちんとしたトレーニングを受けてみたいという方は
カラダカエルSpace O₂
1人ではなかなかがんばれないから、みんなでワイワイ楽しくトレーニングしたいわという方は
カラダカエル教室
もぜひご利用ください。スポーツクラブになんとなく通われていた方が通い始めてくださって、「自分に合ったトレーニングを教えてもらえるからすごくいい。もっと早く行けばよかった。」というお言葉をいただいています。
悩んでいる間にも大切な時間はどんどん過ぎていきますからね。
が、運動する時間がない、したくないという方も多いです。
そんな方にはVENEXがオススメです
VENEXの商品は、発熱する訳ではなく、血行をよくすることで暖かさを感じられる商品なので、夏の冷房対策には最適です。
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少し古い記事で申し訳ありませんが、足元やお腹を冷やさないようなものをぜひご利用ください。
<ストレス>
ストレスで胃腸の調子が悪くなってしまう方も多いですよね。
また、ストレスが増えると甘いものが食べたくなる方も多いですよね。
ストレスで胃腸の働きが悪くなってしまう方は食べられないのでむくみや頭痛などにはつながりませんが、食べてしまう方はむくみや頭痛につながり、余計にストレスを増やしてしまうことになります。
鍼灸を受けていると、ストレスへの耐性が上がります。
気の巡りをよくしたり、発散させることができるのでスッキリします。
もちろん、食べる以外に他の発散方法を見つけていただければそれでも大丈夫ですが、ぜひ食べることに走るのは避けていただきたいです。
ストレスを感じると、自分自身の細胞を傷つけてしまうと言われています。
更に食べることで胃腸も傷つけてしまいます。
眠れなくなってくると回復もでいきなくなるので更に体調を崩してしまいます。
負のスパイラルに入ってしまわないように、食べるところを断ち切ってください。
どうしても食べるのであれば、覚悟して食べてくださいね(笑)
温める・巡りをよくする・リラックス効果があるお灸をご自宅でされるのもおススメです。
全部無理!!という方は、体調の悪い時期だけでも来院頻度を上げてくださいね。
すっかり悪くなってからではよくなるのにまた時間がかかってしまいます。
一度に全部できなくても、できそうなことから少しずつやってみてください。
体調が変わってくれば、自然に他のこともやってみようという気持ちになれると思います。
無理矢理におススメしてもそれがまたストレスになりますから、『ご自身がどうなりたいから何を選ぶのか?』を考えてみてくださいね。
ご質問などあれば、施術中に聞いていただくか、メールなどでお問い合わせください。
日本では病気になってから病院に行き、病院に行けば治してくれると考えている方がまだまだ多いです。
が、病院に行ってもよくならないと来られる方も多いことは事実です。
病院に行かなければならない病気もありますが、まずは生活習慣を見直して、『ご自身で治す・病気にならない』ことを考えましょう。
医療保険制度や年金制度がいつまでもつかわからない世の中で、ご自身を守れるのはご自身だけです。
ぜひ一緒に考えて、実践していきましょう。