2021/06/16
病院に行くべきか？
鍼灸院に行くべきか？
整体やリラクゼーション系マッサージやエステ・リンパマッサージなどに行くべきか？
どこに行ってよいのか分からないという方は多いと思います。
みかづきに通われていても、「ここで言っても無理だろう」と黙っておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか？
特に急な痛み
・ぎっくり腰
・寝違い
・捻挫
・肉離れ
・打撲
などはいざという時にどうすればよいのかを普段から知っておくと、なってしまった時に困らないと思いますのでまとめてみます。
上記のような急な痛みや怪我の場合には、最初の処置がとても大切です。
急な痛みの場合には炎症が起きていることが殆どですから、痛いところを揉んだりほぐしたりは絶対にしないでください。
炎症が悪化し、治りにくくなってしまいます。
もちろん整体やリラクセーション系マッサージ、エステ、リンパマッサージなどには行かないでください。
ただし、患部ではなく、患部の周辺や痛みにより緊張している部分をほぐすことは可能です。
施術者に状況を詳しく伝え、きちんと対応してくださるのであればご利用ください。
カラダカエルSpaceO₂のオオツカはきちんと判断して施術させていただきますし、整体ではないと判断した場合にはきちんとお断りしますので、安心してご利用ください。
ただし、患部が治ることはありません。
基本的には安静にして冷やすことが大切です。
冷やす場合には湿布やコールドスプレーではなく氷を使用してください。
湿布やコールドスプレーは冷たい感覚はありますが、冷やしている訳ではありません。
また、血管を収縮させる作用があるため、血行が悪くなり、治りが悪くなってしまいます。
氷で冷やすことも推奨していない方々がいらっしゃいますが、一度感覚がなくなるくらいまで冷やすと血管が収縮し血流が悪くなりますが、解除した際に血流が一気によくなります。
これを何度か繰り返し、なるべく腫れがでないようにすることがポイントです。
アイスバスも同じですよね。
鍼灸は強い圧力を加えることなく、患部もその周囲や全身の調整もできますし、
・鎮痛
・抗炎症
・治癒促進
も期待できるためおススメです。
骨折や腱断裂などの場合にも、骨折や腱断裂自体は治せませんが、上記に対しては対応可能です。
患部を動かせないことによる患部以外の痛みや筋肉のこりなどにも有効です。
みかづきでは、患部の治療だけではなく、全身調整も行わせていただきます。
そもそも、身体に治す元気がなくては治りにくいです。
ご自宅で気をつけていただきたいこともご説明いたします。
また、もともとむくみやすい体質であったり、血行が悪い方は治りにくいため、その辺りの調整もさせていただきます。
その部分だけを早く治そうとすればするほど難しく、治りにくいということになってしまいますから、このような方針で治療させていただいています。
となると、先に病院に行くべきか？鍼灸院に行くべきか？ということになる訳ですが・・・
まずはお電話などで症状や受傷時の状況をお伝えください。
お話を伺って、病院に行かれた方がよさそうな状況であれば、病院に行くようきちんとお伝えします。
どうしても病院に行く時間がなかったり、できれば行きたくないということであれば、先にみかづきにお越しいただき、必要であれば病院受診をオススメしています。
最近あった症例ですが、足の付け根が痛く、友人に鍼を勧められたので診てもらいたいというお電話をいただきました。
病院に行かれたかお伺いしたところ、歩けるから骨は折れていないし、腱も切れていないだろうということで病院受診はされていませんでした。
骨折したり腱が切れたりしていても、程度によっては歩くことができる場合もあります。
スポーツをされている若い方だったため、将来のことも考えて先に病院受診をしていただきました。
骨折でした。
ということもあります。
通常、ぎっくり腰や寝違いの方は3回くらいで痛みは軽減します。
捻挫・肉離れ・打撲は重症度により変わります。
どちらにしても最初が肝心ですので、3回目くらいまでは毎日または1日置きくらいで間隔を空けないようにご来院いただくようになります。
その場合には通いやすいように料金はかなり抑えさせていただいておりますのでご安心ください。
お時間の都合で通えないという場合には、やはり治りは遅くなってしまいますのでご理解くださいね。
どの症状でも、普通は何もしなくても日に日に痛みは軽減していきますが、
・3回くらい続けて来られても痛みが全く変わらない
・痛みが悪化している
など、鍼灸で改善が見られない場合には病院受診をオススメいたします。
内臓の病気でも”放散痛”と言って、首や肩・腰・背中などに痛みが出る場合もあります。
ざっくりとですが、
・動いた時に痛くて痛い場所がはっきりわかる＝筋肉・骨
・動かなくても痛くて痛い場所がはっきりわからない＝内臓の可能性もあり
と考えていただけたらと思います。
みかづきでは病院のようにレントゲンや採血などの検査はできません。
なので、そのような検査が必要と思われる場合には病院受診をお願いする場合もございます。
が、これは病院で治療を受けてくださいと言っている訳ではありません。
きちんと診断していただいて、治療をどこで受けたいかはご自身で決めていただければ大丈夫です。
病院の薬やリハビリを断りにくいかもしれませんが、納得のいく治療法でなければ断る勇気も必要です。
何回か通ってみられてからの判断でもよいかと思います。
病院の通院を決められた場合には鍼灸院に通ってはいけないのか？という点についても書いておきます。
みかづきは保険診療を行っていないため、ご利用いただくことは問題ありません。
ただし、病院で行っている治療やリハビリの効果が出ているのかを把握するために、患部の治療ではなく、全身の調整をし、治癒力を促進するというところに重点を置かせていただきます。
医師の中には鍼灸を快く思っていない方もいらっしゃいますから、患者さまと医師との関係が悪くならないようにするためにも、あくまでも病院での治療の補助と考えていただけたらと思います。
でないと、病院での治療やリハビリの有効性が判断できないからです。
ただただ両方すれば相乗効果で早く治るということではありませんのでご注意ください。
この場合にも、通常より来院回数を増やしていただき、全身状態をなるべくよい状態にしておいていただけると、治りが早くなると思います。
怪我などの痛みだけではありませんが、あれこれ色々とやれば相乗効果でいいんじゃないか？と思われる方も多いのではないかと思いますが、危険な場合もあります。
以前、早く良くなるのではないかと思い、同じ日にご相談なく、みかづきとカラダカエルSpaceO₂のご予約をされた方がいらっしゃいました。
ご相談くださっていれば、その時の最善の方法が考えられたのですが、ご相談なく・・・
たまたま気付いたのでよかったのですが、気付かず同じ部位を両方で受けていたら、刺激が過剰になってしまい、かえって悪化していた可能性もありました。
鍼灸以外の施術やリハビリを受けられている方もいらっしゃると思いますが、そこに相乗効果が期待できるか？はわかりません。
どこで、どのようなことを、どのくらい受けられているのかを詳しくご説明くだされば考えられますが、私自身が行っていないことに関しては、どのくらいの刺激量に当たるかはわからないからです。
同じことをしていたとしても、使用する機器や施術者の力加減などは違います。
もし刺激過剰で気分不良や発熱・倦怠感などの症状が出た場合には責任を負いかねますのでご注意ください。
他の施術などを否定している訳ではありません。
私にはできないこともありますから、ご自身がいいなと思われるものは取り入れられたらと思います。
ただ、どれがどんな効果があるのかは把握されておいた方がよいと思いますので、あれもこれも一度に試すのではなく、1つのことを最低3ヶ月くらい続けてみられて、効果があれば続ける、なければ止めるということも大切だと思います。
鍼灸だけでは難しいこともあります。
その場合にはオオツカと連携して、その方に最適だと思うことをご提案させていただいています。
整体やトレーニングでは難しい場合には、オオツカも鍼灸を薦めています。
きちんとご理解いただいた上で、みかづきとカラダカエルSpaceO₂の両方をご利用くださっている方もいらっしゃいます。
お金儲けのためだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、必要のない方にはオススメしていません。
前に書いたように他所に行かれるとどんなことをしているのかの把握ができませんから、できればカラダカエルSpaceO₂のご利用をお薦めさせていただいています。
カラダカエルSpace O₂
できること、できないこと、知っていること、知らないこと色々あります。
私の知っている範囲ではありますが、ベストな方法は考えてご提案はさせていただきます。
知っていることを増やすために勉強も続けていますが、まだまだ知らないこともたくさんあると思います。
ご相談いただくことで知っていることを増やすことができるかもしれません。
知らないことは知らないときちんとお伝えします。
私のモットーは『嘘をつかない』ですから、取り敢えずは何かありましたらご相談ください。
最良の方法を一緒に考えていきましょう。