花粉症のみなさまへ

1週間ほど前から、花粉症の症状が出始めたと言われる方が増えています。

しかも、今年は花粉が多いようですね。

毎日鼻水・鼻づまり・目のかゆみがあると辛いですし、それが原因で頭痛や肩こりもひどくなりますよね。

肌が荒れるという方もいらっしゃいます。

 

西洋医学的に考えると、花粉が目や鼻から入ってアレルギー症状を起こすから、抗アレルギー薬を服用するという1択になりますが、東洋医学的に考えるとちょっと違います。

同じ症状にみえる花粉症でも、様々な原因が考えられ、原因が違えば対処法も異なります。

 

現代人・日本人に一番多いかなと思うのは『胃腸の弱り』です。

飲食物から身体を守るための”気”である”衛気”をつくる力が弱いため、防御力が低下してしまいます。

その上、胃腸の働きが弱い方は”むくみ”がでやすくなります。

”むくみ”は手足や顔だけにでるものではなく、全身どこでもむくみます。

鼻や目・喉の粘膜などもむくみます。

”むくみ”があると、粘膜の本来の働きである異物から身を守る働きが低下し、炎症が起きやすく治りにくくなります。

日本人は胃腸の働きが弱い方が多い上に、食べ過ぎの傾向があるため、花粉症になりやすいのです。

このタイプの方は、鼻水がダラダラ出るというよりは鼻づまりの方が多いのではないでしょうか?

胃腸の働きが弱いために起こっている症状ですので、胃腸の働きをよくすればよいということになります。

甘いもの・油っこいもの・冷たいもの・暴飲暴食は控えて、胃腸に優しい食事を摂るようにしましょう。

今年は特に”むくみ”に気をつけたい年です。

花粉が多いこともあるかもしれませんが、”むくみ”が多いことも原因かもしれませんね。

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次に多いなと思うのは簡単にいうと『ストレス』です。

臓器で言うと『肝』になります。

春は『肝』の季節です。

動物たちが動き始め、草木が目を出す、”気”が外に向かって発散する季節です。

が、ストレスをためて鬱々していると、”気”が外に向かって発散できず、巡りが悪くなり、花粉症の症状がでてきます。

『肝』は『目』に影響しますので、目のかゆみや乾燥などを訴える方が多いです。

このタイプの方は真面目で頑張り屋さんが多いので、意図的に何もしないでゆっくり過ごす時間や場所をつくることが大切です。

 

それから、『肺』が弱い方はアトピーや喘息など、他のアレルギー疾患がある方も多いです。

『肺』は『皮膚』と関係が深く、『皮膚』表面に花粉などの異物から身を守るための”衛気”を巡らせる働きがります。

『肺』が弱い方はこの”衛気”の巡りが悪くなり、花粉を防御できず、花粉症の症状がでてきます。

鼻水や鼻づまりだけでなく、のどの痛みや咳が出る方が多いです。

”衛気”の巡りをよくするために、軽い運動(ウオーキングやストレッチなど)を行ったり、乾布摩擦で『皮膚』を鍛えるとよいです。

『肺』は『大腸』とも関係があるため、腸内環境を整えることも大切です。

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あと、『腎』が弱い、いわゆる虚弱体質の方は、過度のストレスや疲労により、『腎』に蓄えられている”気”が消耗し、巡らなくなり、花粉症の症状がでます。

”気”の作用である身体を温める作用も低下しますので、身体が冷えて、水のようなサラサラの鼻水がでます。

元々”気”が少ないタイプなので、無理はせず、ゆっくり休むことが大切です。

 

これらの中の1つだけが弱い方もいらっしゃいますが、多くの方は混在しています。

というのは、臓器はお互いに影響しあっているからです。

身体を守るための”気”や”衛気”は飲食物からつくられるので、いくら巡らせようとしても、胃腸の働きが弱くてきちんとつくられていなければ、巡らせることもできません。

また、胃腸の働きが弱くて”むくみ”があると巡りにくくなってしまいます。

 

こう考えると、花粉症の症状がでることを、花粉だけのせいにしていいのかな?と思いませんか?

同じように花粉が飛んでいても、花粉症にならない方もいらっしゃいますよね?

どうしてでしょう?

やっぱりご自身の身体のことも考えていかないといけない気がしてきませんか?

そして、一番多く出てくるキーワードは『胃腸の弱り』だと思いませんか?

 

私は花粉症はないのですが、主人は花粉症があります。

今年は感作療法を受けようとしていましたが、【乳酸菌エイチジン】に出会い、なんと花粉症の症状がまだ出ていないのです。

毎年、年明け位から鼻をズルズルさせていましたが、今年は全く気になりません。

私よりも付き合いの長い主人のお客さまからも、今年は花粉症でてないですねと言っていただいました。

腸内環境はとっても大切なんです。

 

私たちは食べるものにはなるべく気をつけています。

なのに、どうして腸内環境が悪いのか考えてみました。

主人が呉で働きだした頃、もう10年以上前ですが、仕事がとても忙しく、食事はコンビニ弁当が多く、夜寝る時間も遅く、あまりよい生活をしていなかった頃があったようです。

その生活が2年程続き、これはまずいなと思い自炊を始めたようですが、その2年の悪い生活、特に食生活で身体の中に蓄積された毒素は、食生活を改善してもなかなか排泄されなかったようです。

なので、今の食事だけをみて、いいとか悪いとかの判断はどうやらできなくて、なにかしら症状があるのであれば、やはり腸内環境がよくないと言えると思います。

自力では難しい部分を【乳酸菌エイチジン】に助けてもらい、腸内環境をよくすることで、花粉症の症状は治まっています。

もちろん、食べるものに気をつけたり、睡眠をきちんととったり、運動をすることは止めてはいけませんよ。

 

そして、このところ、不妊症と食事についての勉強をさせていただいているのですが、こちらでも色々と興味深いお話を聞かせていただいています。

詳しくはまたブログにまとめますね。

差し当たり簡単にまとめると

・現代人は食べてはいるけど大切な栄養素が摂れていない『新型栄養失調』の方が多い

・足りていないのは

  タンパク質

  鉄

  ミネラル

・サプリなどで補っても、胃腸の粘膜が弱いと吸収されない

・腸内環境が悪くイライラしたり怒ったりすることで、自律神経を傷つけてしまう

・母親の腸内環境と奇形・発達障害・アレルギー疾患は関係がある

という話が、色々な先生から出てくるのです。

 

【乳酸菌エイチジン】はよいものだとは感じていましたし、多くの方から嬉しいお言葉をいただいてはいますが、なかなか「絶対飲んで!!」とは言いきれない部分もありましたが、主人の様子を目の当たりにして、これらのお話を聞いて、これは本気でオススメしていきたい、強くオススメしないといけないなと改めて感じています。

もちろん、オススメはしますが、押し売りはしませんのでご安心ください。

詳しくはこちらをご覧ください。

ということで、腸内環境は大切だよというお話

乳酸菌エイチジンすごいよ~

 

腸内環境を整えると、花粉症だけではなく様々なお身体の不調を改善できる可能性があります。

お金が・・・と言われることもありますが、

・花粉症に抗アレルギー薬

・便秘に便秘薬

・下痢に整腸剤

・皮膚トラブルにステロイド

などなど、それぞれ病院に行って、それぞれ薬をもらってもかなりの金額になると思います。

その薬を少しずつ減らしていくための先行投資です。

薬は石油を飲んでいるようなものですし、症状を抑えているだけですからね。

他の乳酸菌でもいいかもしれませんが、人工甘味料などの身体に悪いものが入っていないか、1日の必要量が入っているのかはぜひご確認くださいね。

ちょっとだますような広告や表記のものもたくさんありますので要注意です。

 

世の中には情報が溢れすぎて、どれを選んでいいかわからなくなっている方も多いと思いますが、実はとてもシンプルです。

目新しいものに飛びつきたくなる気持ちもよく分かりますが、名前が違うだけで新しくないこともたくさんあります。

花粉症にはこのツボみたいな答えが欲しい気持ちもよく分かりますが、人間の身体はそんなに単純ではありません。

少しだけ考えればわかることも多いです。

私は最近、子供のようになんで?なんで?おかしくない?と疑問に思うことがすごく多くて、それを学ぶことがとても楽しいんですよ。

そこを毛嫌いせず、一緒に学んでいきましょう。

それは一生の宝物になりますよ。

 

盛りだくさんになってしまいましたが、お時間ある時にぜひゆっくり読んでみてください。