鬼滅の刃に学ぶこと①

鬼滅の刃、人気ですね。

先日、やっと映画を観に行ってきました。

もう落ち着いたようで、全く密ではありませんでしたのでご安心ください。

 

私は全くマンガは読んでいないですし、映画公開前に再放送されていたアニメを見た程度です。

基本、ワンピースが好きです。

ワンピースからも学ぶことはたくさんありますが、今話題の鬼滅の刃の映画のセリフから学ぶことを書いてみます。

 

老いることも、死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ。

老いるからこそ、死ぬからこそ堪らなく愛おしく尊いのだ。

何度でも言おう。

君と俺とでは価値基準が違う。

俺は如何なる理由があろうと鬼にはならない!

鬼になれば死ぬことはなく、傷を負ってもすぐに治るらしいです。

なので、100年でも200年でもいくらでも身体を鍛え上げることができる、と鬼に誘われました。

でも、煉獄さんは断りました。

素敵です。

 

現在、ただただ死を恐れ、長生きしたいと願う方は多いのですが・・・

この言葉の通り、限りある人生を精一杯生きているからこそ美しく、尊いのだと思います。

限りがあり、その日がいつやってくるかわからないから、一日一日を、一瞬一瞬を、大切に、ていねいに生きるのです。

そのことを忘れてしまってはいませんか?

それはとてももったいないことです。

 

東洋医学には「アンチエイジング」という言葉はありません。

英語だからではないですよ。

人間は生まれた瞬間から間違いなく”死”に向かっているのです。

それは、今のところ誰もくつがえすことのできない事実です。

でも、これも受け入れられない方が多く、人生が辛いと思う理由の1つとなっているのだと感じます。

多少抗おうとする気持ちは大切ですが、受け入れることも大切です。

 

東洋医学ではそれぞれの年齢の過ごし方や、良さを大切にしています。

このことは、お一人お一人とお話していると感じていらっしゃる方は多いのです。

間違っていないご自身の感覚や価値観を、煉獄さんのように大切にして欲しいなと思います。

 

『わが生涯に一片の悔いなし!!』

あ、これは北斗の拳ですね。

いい人生だったかどうかわかるのは、きっと最後の時なのだと思います。

その時にこう言える人生を送りたいなと思います。

一緒に、そんな人生を目指しませんか?