生理痛でお困りの方へ

生理痛で仕事や学校を休みたいと思ったことがある方がとても多いようでビックリしている今日この頃です。

 

私自身は今まであまり生理痛がなく、今では全く何もないのですが・・・

30代の頃はPMS(月経前症候群)だったのか、生理前になるとイライラしたり、不安になったりすることがりました。

これも今ではすっかりなくなっています。

特に病院で治療を受けた訳ではないですが、ストレスが原因だったのかなと思います。

なので、生理痛は無くせると思っています。

 

みかづきにも生理痛でお困りの方はたくさんいらっしゃいます。

ただ、生理痛がひどくて鍼灸院に来ましたという方は少なく、他の体調不良や美容目的で来られる方の中にとても多いということです。

 

鍼灸で生理痛がよくなるの?という疑問を持たれる方も多いと思いますが、これがよくなるんですよね。

ですが、先程も書いたように、生理痛がひどくてと来院される方は少ないです。

他の症状で来られて鍼灸を受けていると・・・

そう言えば最近生理痛がないです!!ということになることはとても多いです。

 

みかづきでは、痛いところや辛いところに鍼やお灸をして終わりということではなく、全身の状態を整えていきます。

全身の状態を整えて、お身体の調子がよくなると、痛いところや辛いところはご自身の治癒力で治すことができます。

なので、生理痛だけではなく、他に色々な症状がたくさんあっても、一度にとはいかなくてもよくなっていくんですよ。

 

とは言え、生理痛は1~2日程で治まりますし、薬を飲めばやり過ごせるので、鍼灸を受けようという気持ちにはなりにくいですよね。

会社だけではなく、学生にも生理休暇をという流れもありますが、本当に休めば解決するのでしょうか?

その日に大切な仕事があったり、試験があったりした場合、結局休めなかったり、休んで他の人に迷惑をかけてしまったり、正当に評価されなかったりということが起こってしまうのが事実だと思います。

薬を飲んでもボーっとしてしまって、お仕事や勉強の効率が下がったり、ミスにつながって実力が発揮できないこともあると思います。

と言うことは、やっぱり生理痛はない方がいい!!

 

更に言うと、生理痛がひどい方の多くが、不妊症や更年期にも悩まされる場合が多いです。

これは産婦人科の先生方もおっしゃっています。

 

一番の原因は『冷え』です。

・エアコンなどで外から冷える場合

・冷たい食べ物飲み物で中から冷えている場合

・運動不足で血行が悪い場合

・筋肉や脂肪の量が少なく熱がつくれない場合

などなど色々な原因がありますので、それぞれ原因に合わせて施術や生活習慣の見直しをする必要があります。

 

もちろん、子宮内膜症などの病気が隠れていないかは、産婦人科を受診された方がよいと思います。

それでも原因がはっきりしない場合には、ぜひ鍼灸院にご相談くださいね。

 

鍼はちょっと怖いなと思われる方は、ご自宅でのお灸もおススメです。

直接冷えのお話ではないですが、冷えを改善するためには夏の過ごし方が大切ですので、ご興味ある方はお灸教室にご参加ください。

5月のお灸教室 夏の養生法